協会についてABOUT THE ASSOCIATION

女性部会 第25回「女性の集い」

  当会女性部会「女性の集い」を、10月13日(金)、ANAクラウンプラザホテル新潟において部会員及び会員企業の女性従業員を中心に227名の参加を得て開催した。はじめに、斎藤部会長(㈱山嘉土建・村上支部)、植木協会長から挨拶があり、その後、女性部会の活動状況について報告を行った。記念講演では、田村優子氏(篠笛/歌手)を講師に招き、「日本の伝統楽器 篠笛の調べ」と題してご講演いただき、盛会のうちに終了した。

斎藤女性部会長 挨拶

 今年で女性部会の活動も25年目に入りました。建設業に携わる女性が一堂に会する機会を得まして、改めて、頑張っている女性がこんなに多くいると思うと、とても心強く感じます。
 
当女性部会では、魅力ある建設業に向けて、女性ならではの発想と感覚で活動を行っております。後ほど、事業報告と今年度の事業計画についてご報告いたしますが、各支部の女性部会員の皆様には、日頃より、当部会の活動にご理解、ご協力をいただきまして、ありがとうございます。また、今後ともよろしくお願い申し上げます。
 さて、建設産業の将来の担い手確保・育成は喫緊の課題になっています。 この担い手不足の問題には、女性が最大限の力を発揮し、女性が建設産業から期待され、その期待に応え、この建設産業を支えるぐらいの気持ちと活躍が必要と考えます。そのために、私たち女性や若者が働きやすく、働き続けることができる職場づくりを目指し、部会員同士の横の連携、情報交換の場を開催するなど働きやすい環境整備に取り組んでいきたいと思っております。
  また、建設業の魅力ややりがいを子供たちに伝える「中学生等を対象にした土木出張PR」では、建設業で働く女性や若者に興味・憧れを持ってもらい、将来の入職に繋げたいと思っております。そして、建設産業の魅力を感じ、理解を深めていただけるよう、女性部会として活動していきたいと考えております。

植木協会長 挨拶

 今年5月8日に、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に変更されました。ゴールデンウィークや夏休みの期間中の活気や外国人観光客の増加などをみますと、社会経済活動は、コロナ禍前を取り戻し、前進し始めたように感じております。
 一方、建設業界では、資材価格の高止まりや納期遅れなどにより、我々の現場運営も大きな影響を受けており、今後の動向を注視していかなければなりません。
 また、約半年後に建設業にも時間外労働の上限規制が適用されることを契機に、若年従事者や学生などの未来の入職者からみて、より魅力的で他産業と比較しても遜色ない就業環境づくりの取り組みを加速する必要があります。そのため、人材の確保・育成、建設分野のDXへの対応など、会員の皆様と知恵を出し合い、協力しながら、「働き方改革」と「生産性向上」を推進し、働く楽しさと豊かな生活を享受できる建設産業づくりに取り組んでまいります。

  女性部会が発足して25年目を迎えました。若い世代の建設業への入職・活躍への期待が一段と高まっております。協会といたしましても、若者・女性技術者の確保・育成をはじめ、建設業で働く皆さんが、やりがいを感じられる、また、現場業務においても生き生きと働けるよう、職場環境の改善に努めてまいりたいと考えております。女性部会の皆様方も、より積極的な活動を展開されますことを、心からご期待申し上げます。

女性部会第25回「女性の集い」

  • 開会
  • 挨拶
    新潟県建設業協会 女性部会長 斎藤 奈々子
    新潟県建設業協会 会長 植木 義明 
  • 来賓祝辞
    新潟労働局雇用環境・均等室 室長 荒木治美 様
    新潟県土木部監理課建設業室 室長 逸見和樹 様
  • 議事
    令和4年度事業報告及び令和5年度事業計画について
  • 講話
    国土交通省 北陸地方整備局 営繕部長 桜田由香里 様
  • 閉会
  • 記念講演会
    講師 田村 優子 氏 (篠笛/歌手)
    テーマ 「日本の伝統楽器 篠笛の調べ」